今回紹介するミリタリージャケットは、ECWCS（Extended Cold Weather Clothing System）「拡張式寒冷地被服システム」の GEN III（Generetion3）「第３世代」において、最強の防寒性能を誇るアウターである Level7 ジャケットです。
「ECWCS」は、米国・マサチューセッツ州にあるアメリカ陸軍ネイティック研究・開発・技術センターによって開発されたレイヤード（重ね着）システムで、GEN I（Generetion1）「第1世代」が登場したのは1985年で、GEN IV（Generetion4）「第4世代」が最新となる現在では、より過酷な寒冷地でも耐えられるよう Level1 ～ Level7 までが設定されています。
なかでも、最終レイヤーとして高い防寒性を誇る Level7 ジャケットは GEN III（Generetion3）「第３世代」から登場しており、中綿にプリマロフトを使っているのが特徴です。
HOUSTON ヒューストン ECWCS Gen III Level7 ジャケットについて
私が今回レビューするジャケットは、「米陸軍の最終防寒アウターとして最高峰の防寒性を誇る Level7 ジャケット」を忠実に再現した HOUSTON ヒューストン ECWCS Gen III Level7 ジャケット No,50323 でサイズは M です。
米陸軍が採用している拡張式寒冷地被服システム【ECWCS GEN III「Generetion3=第三世代」】は、7種類のトップスと5種類のボトムスから構成された、様々な気候や状況に対応したレイヤリング（重ね着）システムです。
HOUSTON ヒューストン の ECWCS Gen III Level7 ジャケットは、レイヤリングにおける最終防寒アウターとして、中綿に高い保温性と軽さを両立した米国 3M 社の Thinsulate（シンサレート）を採用しています。
表地には撥水性を備えたナイロン素材を使用することで、耐風性・耐水性にも優れた機能的な一着に仕上げられています。
HOUSTON ヒューストン ECWCS Gen III Level7 ジャケットのサイズ
【平置き実寸法 M】
身幅：59cm
着丈：73cm
裄丈：86cm
※各部寸法の測り方
HOUSTON ヒューストン ECWCS Gen III Level7 ジャケットの肩幅と身幅
HOUSTON ヒューストン ECWCS Gen III Level7 ジャケットは、ラグランスリーブのため肩幅は採寸できませんが、裄丈 86cm は結構余裕がある感じです。
身幅 59cm も 165cm 60kg の私には大きいかなと思いましたが、中綿の厚みが結構あるのでインナーがロンTでやや余裕がある程度です。
このサイズ感なら、インナーにスウェットやセーターを重ね着してちょうど良い感じだと思います。
ゆったりオーバーサイズで着たい方は、日頃着ているアウターの1・2サイズ大きめがおすすめです。
HOUSTON ヒューストン ECWCS Gen III Level7 ジャケットの着丈と袖丈
HOUSTON ヒューストン ECWCS Gen III Level7 ジャケットの着丈は前と後で大きく違います。
写真で見る限り、前着丈はインナーがロンTでちょうど良い感じですが、後着丈は完全にお尻が隠れてしまいます。
（やっぱりちょっと大きめかな）
袖の長さは裄丈が 86cm あるので、腕を真下に伸ばすと完全に手の甲が隠れてしまいますが、袖口が面ファスナーで絞れるようになっているので、袖の長さはさほど心配しなくて良さそうです。
HOUSTON ヒューストン ECWCS Gen III Level7 ジャケットの素材と洗濯表記
HOUSTON ヒューストン ECWCS Gen III Level7 ジャケットの素材は、表地がナイロン100％・裏地がポリエステル100％・中綿がポリエステル「3M Thinsulate（シンサレート）」100％になています。
HOUSTON ヒューストン ECWCS Gen III Level7 ジャケットの洗濯表記は、家庭洗濯で手洗いとなっていますね～。
こりゃ～洗濯するときはクリーニング屋さんにお任せした方が良さそうですね。
最後に…
今回は HOUSTON ヒューストン ECWCS Gen III Level7 ジャケットについてレビューしてきましたが、サイズ感についてはインナーがロンTやネルシャツのときは余裕を感じますが、インナーが厚手のスウェットやセーターになるとちょうど良い感じになりました。
私は重ね着するのが苦手なので、インナーはロンTやネルシャツといった薄手の物になり、ゆったりめで着るようになりそうですが、そもそも Level7 ジャケットはレイヤリング（重ね着）システムのアウターなので、余裕を持ったサイズが良いのかもしれません。
また、中綿に使われている「3M Thinsulate（シンサレート）」は肉厚も十分あり、思った以上に軽くて暖かいので真冬の外出には手放せないアイテムになりそうです。
私みたいに「街中にあふれている在り来たりなダウンジャケットがイヤだ！」…という方は、HOUSTON ヒューストン ECWCS Gen III Level7 ジャケットもありかもしれません。
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