フライトジャケットをはじめデッキジャケットやフィールドジャケットなど、軍用目的につくられたいわゆるミリタリージャケットは、多くのレプリカ商品が市場に出回っており、男女を問わず幅広い年代の人たちに愛用されています。
そんなミリタリージャケットを購入するに当たって、近くにお店があれば実物の色や質感も確認できますし、何と言っても試着ができるので自分に合ったサイズを購入することができるのですが、近くにミリタリージャケットを扱うお店がないという方の中には、ミリジャケはもっぱらネットショップで購入しているという方も多いのではないでしょうか?
ネットショップでの購入はパソコンやスマホがあれば簡単に注文できて、自宅まで品物が届くので大変便利なのですが大きなリスクもあります。
そのひとつがサイズ感です。
特に、私のように背の低いおっさん(身長165cm・体重60kg)の場合は選べるサイズも限られてきますし、ミリタリージャケットの中には「USサイズ」(アメリカ人向けサイズ)という物もあって、日本人サイズよりも1・2サイズ大きめの商品もあるので、サイズ選びはおのずと慎重にならざるをえません。
そう言っている私も、実はこれまでにネットショップでミリタリージャケットを購入して5・6回はサイズ選びで失敗しています。
そこで、このブログでは私のような小柄な体型の方のために、私が今持っているフライトジャケットをはじめ、デッキジャケットやフィールドジャケットといったミリタリージャケットを実際に着てみて、その姿(画像)とレビューを紹介しています。
前もって言っておきますが、私はネットショップのサイトに登場するようなスマートで格好良いモデルさんではありません。
ですから、画像では不格好に見えるかもしれませんが、それはジャケットが悪いのではなく私の体型が悪いのです。
なので、画像の見方としては「そこら辺にいる小さいおじさんがミリタリージャケットを着たらこうなるかも…」ていうイメージで見ていただくと幸いです。
最後に、私の場合はただ単にミリタリージャケットが好きというだけで、マニアでもなければ専門家でもないのでジャケットに関する知識はほとんどありません。
それに、実物や完全復刻版といったようなヴィンテージ品や高価な商品には興味はなく、私の手の届く範囲の価格帯の物ばかり紹介しているので、その点はご了承下さい。
また、このブログは私ぐらいの小柄な方のための内容になっているので、背の高い方には参考になりませんので、その点もご了承下さい。
ネットショップでのミリタリージャケットのサイズ選びのポイント
先にも書きましたが、ミリタリージャケットを買おうとしたとき、近くにお店があれば試着ができるのでサイズ選びに失敗することはほぼないでしょう。
しかし、私のように小柄な体型で尚且つ近くにお店がないという場合は、メーカーの表記サイズを参考にしてネットでの購入に頼らざるをえません。
そこで問題となるのがサイズ選びです。
私も過去に5・6回は失敗していますし、他の購入者のレビューを見ても「ネットでの買い物はサイズ選びが難しい…」と書かれている方も結構見かけます。
では、どうすればネットでの買い物でサイズ選びに失敗しないのでしょうか?
ここからは、私なりの「ネットショップでのミリタリージャケットのサイズ選びのポイント」を紹介していきましょう。
私なりのサイズ選びのポイント…それは次の5項目になります。
それでは、それぞれの項目について解説していきます。
自分のサイズを決めつけない
まずは基本的な事ですが、自分が日頃から着ているサイズのものを安易に購入しないことです。
たとえば、私の場合だと日頃から着ているサイズは「Mサイズ」になりますが、ミリタリージャケットは大きめの作りの物が多いので「Mサイズ」を注文すると決まって大きめの物が届きます。
これは、メーカーによってサイズのバラツキがあるということもありますが、ミリタリージャケットには「USサイズ」の商品も多くあるので「自分は「Mサイズ」だから「Mサイズ」でいいや…」みたいな買い方をすると失敗の元になるのです。
もちろん、日頃から「Mサイズ」でミリジャケも「Mサイズ」でピッタリ!という方もいるので、さらに以下の項目のポイントを見ていきましょう。
メーカーの表記サイズを鵜呑みにしない
ミリタリージャケットをネットで買う場合、参考にするのが肩幅・身幅・着丈・袖丈…といったメーカーの表記サイズですが、このメーカーの表記サイズというものをそのまま鵜呑みにしてはいけません。
…というのも、メーカーの表記サイズというのは全数測定しているわけではなく、サンプリングしたいくつかの商品のサイズを掲載しており、商品によってはメーカーの表記サイズと実物で2・3cmの誤差がある物もあるのです。
それに、同じメーカーが作った商品でも生産国や生産時期によっては素材が変わる場合もあるので、個体差があるのが当然なのです。
ですから、ネットでミリタリージャケットを買う場合のメーカーの表記サイズは、あくまでも参考程度に考えておきましょう。
どのような着こなし・サイズ感で着るかを決める
ミリタリージャケットのサイズ選びのポイントとして大きな要素となるのが「着こなし方」と「サイズ感」です。
ここでの「着こなし方」とは、インナーに厚手のセーターやスウェットを着るのか?それともロンTやネルシャツといった薄手のインナーを着るのか?という点になります。
インナーにもよりますが、厚手の物を着る場合は日頃着ているサイズよりも1サイズ~2サイズ大きめを買うのが賢明でしょう。
「サイズ感」は大きく分けると「大きめ」「ちょうど」「小さめ」になりますが、肩幅や身幅にゆとりが欲しい…という方は「大きめ」、見た目的にバランスのとれた物を選ぶ場合は「ちょうど」、体のラインに合わせたシルエットにする場合は「小さめ」ということになります。
…でも、これらは言われなくても分かりきったことですよね。
そう、大切なのは自分に合った「着こなし方」「サイズ感」のジャケットを選ぶには、まずは自分の体型に合ったサイズを見つけるということです。
自分の体型に合ったサイズが分かれば、「着こなし方」によってのサイズも決めやすくなりますし、「サイズ感」によるサイズ選びも容易になるのです。
それでは、次に自分の体型に合ったサイズ(自分自身の基準となるサイズ)の見つけ方を見ていきましょう。
自分自身の基準となるサイズを見つける
ミリタリージャケットをネットで購入する際、サイズ選びを容易にするためには自分自身の基準となるサイズを知ることが大切です。
では、どうすれば自分自身の基準となるサイズを知ることができるのでしょうか?
自分自身の基準となるサイズを手っ取り早く知るには、現在持っているジャケットやジャンパーの実寸を測ってみることです。
ここで大切なのは、現在持っているジャケットやジャンパーが、「大きめ」なのか?「ちょうど」なのか?「小さめ」なのか?を見ておくことです。
現在持っているジャケットやジャンパーが「ちょうど」であれば、その実寸が自分自身の基準となるサイズと言うことになります。
ただ、ここで気をつけなければいけないのが、購入しようとしているミリジャケと現在持っているジャケットやジャンパーの素材や仕様です。
たとえば、購入しようとしているミリジャケが中綿入りの場合、現在持っているジャケットやジャンパーが薄手の物だと、中綿の厚みの分の差が生じてしまいます。
ですから、実際に購入するミリジャケのサイズは、現在持っているジャケットやジャンパーの実寸に中綿の厚みの分を加味して選ぶ必要があります。
もし、購入しようとしているミリジャケの参考になるジャケットやジャンパーを持っていない場合は、ホームセンターなどで売っている作業用のジャンパーで自分に合う物を購入して実寸を測ってみる方法もあります。
ホームセンターの作業用ジャンパーなら3,000円~4,000円で買うことができるので、サイズ違いで失敗することを考えれば安い初期投資と言えるでしょう。
また、自分自身の基準となるサイズを知るためには、実寸法の測り方に注意が必要です。
ここでは、平置きでの基本的な実寸法の測り方を下図に示していますが、ショッピングサイトのストアによって独自の採寸方法を示している場合がありますので、商品の説明をしっかりと読んでおくことが大切です。
平置きでの基本的な実寸法の測り方
他の購入者のレビューは参考程度に…
最後になりますが、ショッピングサイトでのミリタリージャケットのサイスの選び方で、他の購入者が投稿しているレビューを参考にされている方も多いと思いますが、レビューに書いてある情報を鵜呑みにするのも失敗の元です。
…というのも、前述したようにミリタリージャケットの「着こなし」や「サイズ感」には個人差がありますし、メーカーの表記サイズにもバラツキがあります。
それに、同じ身長・体重でもウエストの引き締まった筋肉質の方もいれば、おなかポッコリの方もいます。
ですから、同じ身長・体重の方のレビューを見ても、自分に合うかどうかは分からないのです。
まとめ
フライトジャケットをはじめデッキジャケットやフィールドジャケットといったミリタリージャケットは、老若男女を問わず多くの人たちに愛用されています。
そんなミリタリージャケットをネットショップで購入するという方の中には「サイズで失敗した」という方や「サイズ選びが難しい」という方も少なくありません。
そこでポイントになるのが自分に合ったサイズを知ると言うこと…。
私のように何度も何度もサイズ選びで失敗してお金を無駄遣いする前に、まずは自分の「着こなし」や「サイズ感」を決めて、自分自身の基準となるサイズを知ることからはじめましょう。
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